2010年4月2日金曜日

近所のオジさん




いい天気、カメラ持って近所でぶらぶらしながら写真を撮っていた、
公園で桜を接写した時知らないオジさんに声掛けられた、
「あんた、プロの写真家?それともシロト?趣味で撮っての?」
趣味ですって答えたら、
「えー、いいね、いまの季節は、綺麗でしょう!」
そこからオジさんの話箱が開かれたみたい(笑)
話題が満開のさくらから、近くの植物園になって、そして北赤羽近辺歴史の話題に、
「昔この辺りは全部軍営だよ、空襲の時、凄い爆弾されちゃって、俺は地下20メートルの空壕に逃げたよ、凄い音で、俺原子爆弾だと思ったよ」
話は結構盛り上がってて、最後日本の政治問題まで、興味津々で喋ってた。

途中からオジさんの話しをがしばらく辞めないなと気付き、写真撮るのを止めて、聞き手になった。その時気がついた、目の前のオジさんは徒者じゃなさそうだ。
七十前後の歳で、しらちゃけた無精髭が気品がよく、堂々とした雰囲気。
服装が結構お洒落に気を使ってて、ブラウンのジャケットが軽く前開き、頭にこけ茶帽子を冠り、首元に落ち着いたレット系のチェック柄マフラーを軽く巻き、下はゆったりのベージュ系ズボンを履き、全体健康そうイメージです。

喋り疲れたのか、オジさんの喋りを停まって、去っていた。

北赤羽は三四年住んでたけど、昔この辺り全部兵営なんで想像もしなかった。
意外の出会いで、いい勉強になったと思いながら、写真を続けた。

結局その日風邪がつよくて、いい写真に恵まれなかった。


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