2010年4月30日金曜日

連休 読書

今日からゴールデンウィーク休みに入り、来週末まで、のんびりの十日間が始まり。

先日カーリルで予約した「駅路」が驚きの早さで手元に届いた。
初めての松本清張さんの作品を読む、短編なのか、あっさりの構成の印象がした。比べて向田さんの脚色に一層感心した。
人間というものは、自分の子供の犠牲になるものだ。そして、その子供たちはまた自分の子供の犠牲になる。このばかげたことは永遠につづくらしい。もしも、すべての人間が子供の犠牲になるとしたら、一体、誰が芸術や美しい人生を創造するだろうか。
記憶に残っる台詞の一つ。

2010年4月29日木曜日

国語


最近国内のテレビ番組を見る度に、MC達の話術に違和感を感じ、気になって仕方がない。
いや、正確では話術より行儀よく国語を使ってほしくて仕方がないんのだ。

この感想を向うの友人達に話したら、気持ち頷いてくれた。
著しい経済発展で、人達の素質向上が物質生活増上に追いつかれず、それに拝金主義横行、媒体のMC達も自然に風渦の中に埋もれ、自己磨きを遅れた。僕はこの現象を通して文化の衰退さえ感じる気がした。

逆に、見る側の先入観があるだろうか?
自分は日本在住10年余り、日本語まだ辿々しい程度だが、生活習慣や、社交活動に関しては日本文化の影響がかなりあると思う、少なくともこの問題の比較対象は日本媒体だった。
この環境で生活している自分が定めた判断基準で両者を比べ、高得点したのがこっち、向うが低得点だった。

結果にショックだが、両者の差が歴然だった。
向うに高得点をあげたかったけど、今は仕方がない、また何年か後に その時がくるまで……

2010年4月26日月曜日

夜散歩


晩ご飯を食べ過ぎて、寝るまでには消化できそうにない、
近所散歩と言い出したら、出不精の妻が意外に従ってくれた、
多分今日オイラと同様、食い過ぎだからだ(笑)

Tシャツにジャンパー羽織る程度で丁度いい、さむく感じない。
二人が土手まで足を延ばし、時もう夜の9時過ぎ、普段鍛えてる人たちの姿もういなくなり、二人だけ世界に、ゆっくりゆっくりと歩く。
土手は街灯がなく、辺り一面が暗幕に被られて、静かに荒川沿って遠くまで。川向うの夜空が町の光で白っ茶けていて、遠く鉄橋の上に行き来する深夜電車が光る真珠のように彩りながら忙しそうに走っていく、ガタガタと歓快なリズムを響きながら、長者の低吟みたい。

夜空には雲少々、星が点々、月も明るい。気が着くと、足元に月影がしっかり映ってる、久しぶりの光景に思わず感動の大声。美しい月色!
都会の夜はそこら中に街灯に照らされて、長い間月影の美しさだけでなく、その存在さえ忘れてしまったようだ。
夜散歩、意外の発見に小ちゃな満足感が得たようだ。

2010年4月25日日曜日

駅路/最後の自画像




休日、居間の襖を開けたら、中に妻がソファで寝そべて昼寝している。
足元に滑り落ちたリモコンを拾い、テレビを消そうと、番組が昔好きだった作家のコトを紹介している。何だか懐かしい気分、ゲスト達も作品に対する賞賛ばかりで、ついつい見てしまった。

番組終わって、近頃全然本を読んでないコトに反省し始めた。
寝室の本棚に読む予定の本が結構並んでるけど、ネットブックも何冊買っちゃったけど、読書の時間が段々ほかのコトに侵蝕されて、無くなっていた。

これから活字に時間を作ら無くちゃと反省する今日のこのごろ!



2010年4月20日火曜日

中国で人気な漫画


中国友人から高木直子の作品について感想を聞かれた。彼女のコトをサッパリなので、逆に教えてもらった。高木さんの漫画作品が近年大陸で若い女性層に大人気らしい。友人がすっかりファンになって、漫画に書かれた体験談について確かめたくて、俺に連絡したみたい。
本人のホームページ見て驚いた、日本だけに止まらず、もう既に中国含め台湾とタイで何冊も出版した。画風も可愛くて女の子らしいたちで日常生活エッセーを絵で表現してる。

最近の四五年、向うの出版社の積極的な姿勢を本当に感心する。ファションから日常雑貨まで日本のいろんな分野の出版物を現地で翻訳される。主婦の友社のRayが代表して、JJや、エロカワや、ギャル系など、きっと互い儲かれるだろうね。
近年向うが目間苦しい発展してるけど、日本・東京のコトをまだまだ流行の先駆、憧れ的な存在であり。言わば等身大の日本・東京の姿をまだ紹介されてないので、そのに商機があり、これからは、両国政治面で和やかでいる以上、相互交流も一層盛んになるだろう。


2010年4月19日月曜日


東京へ旅行に来た友人のある感想が気に残ります。
ある日曜夕方、食事の後、うち近くの街道沿いでゆっくり散歩してた時、
「静かな街だね、自分の足音もハッキリ聞こえてるの!」という感想を呟いた。
「そうだね。」
今でも合図したくなるような意見でした。
昔東京に上陸したばかりの頃、練馬区桜台という長閑な町で暮らしてた、
毎日仕事帰りの道に歩いた時、よく同じ感想を思ったりしてた。
上海と東京同様人口密度高い都市だけど、なぜか東京の町の静けさを感じる。
そして、静かの故に、普段気付かない音が聞こえるようになった。
自分も足音や、鳥のさえずり、風に揺れる枝の音も、ベランダから遠く聞こえてくる子供の笑い声も。耳を澄ませば、色んな音を楽しませてくれる。

別の音のコト、気になるコマーシャルの音があります。
ビールを注ぐ音、氷の溶かす音、水を喉こしの音、煮込みのグズグズする音。
僅かな15秒か、30秒の世界に、こっちに来てからよく耳でコマーシャルのクオリティを楽しんでしたりした。


2010年4月18日日曜日

新緑



週末は久しぶりの晴れ、春の陽気で、ぽかぽか。
二人は車ドライブを辞め、荒川土手にサイクリングに行った。
さしぶりの天気で、両岸敷地の野球場とサッカ場にははしゃいでる子供と休日の大人が溢れてた、来週開かれるマラソンの練習する人達もランニングコースで賑やかな応援声の中走ってる。

心地よい風に吹かれて、5キロ先の水門までに着いた。
近くに芝生に柳が二本植えられて、瑞々しい新芽が風に揺られて、風流な感じ。
柳の下で少々休憩、汗を乾いて、帰り道。

2010年4月16日金曜日

日本観光からの思い


最新のTBL特集がまだ中国の話題。
今回は日本に押し寄せる大勢な観光客に焦点を当て、これから日本の観光政策に対し、
日本の自然、日本の文化どう売りにすればいいのかを取り上げた。

ちょうど1週間前、外国友人を連れて東京を案内した、
僅か3日の事だが、異文化に驚き連続の友人の体験から、この地に住み慣れた俺にいろんな忘れそうなコトを気付いた。

日本の食文化を体験させようと思って、日本料亭に連れていた。
料亭の環境とサービスを百パーセント堪能できだが、日本料理の味に理解しにくい所があると思う、その中特に料理の温度、料理の渋み(苦み)と料理の出汁、この三つ。

日本人は冷めたものを食べるのが日常であり、オニギリや、お弁当、寿司や、茶菓まで冷めた食べ物が数多く、日本食習慣の一つでもあるだろう。だが、普段ほかほかの食べ物しか口に入れない友人にとって冷めた料理が大半占めたコースにやや慣れなかった。

次は料理の渋み、多分素材本来の味をいかせたいの考え。素朴な渋みと苦みが独特だが、知らない外人にとってはなんでやねってコトになっちゃうだろう。
その日まず難色示したのは子鮎新挽揚げの時だった、俺が絶賛したけど、友人が眉間にしわよせて不味そうな表情で丸呑みした。次は紫蘇と名前知らない山菜の天ぷら、苦+渋かったって帰りの電話で聞かされた(笑)

そして、日本料理の出し汁。
今まで俺も含めてよく初対面の外国人に白湯と誤解される。日本語読めた頃、ある料理本に出汁ひとつで料理人の腕がわかるといわれるほど大事な存在であるとわかった。いっぱい体験した現在の僕はその僅かの色と味の差で料理人の腕を楽しめるようになった。

長い東京暦で、知らない間に日本と多少馴染んできた僕を改めて確認した。
今回短い体験のおかけで、気付かれたコトが一杯あって、忘れそうな初心の気持ちが蘇ってきたような気がする。



2010年4月15日木曜日

冬戻り


今日の気温は最高8度!
さくらの季節にも関わらず、真冬の天気、おまけに雨。
天気予報によると、また二三日続きそうだ。

パートナーが仕事招待で晩飯がいらないってメールが来た、
だから、今日の晩ご飯は一人に。
先に家に着いた、真っ暗、電気を付けて、着替え、テレビ付けて賑やかな番組に、白湯を一杯、しばらくソファーで寛ぐ。
腹がグルグル鳴いて、冷蔵庫に残りものを探し、生憎今日はなにもない。
なぜか一人分飯を作るのが面倒くさくなちゃって、カップラーメンにした。

昔結構長い間ずっと一人飯を楽しんでた自分がいたけど、
今の自分には一人暮らしは無理だねと感じた。


2010年4月13日火曜日

春の晴れた日


朝久しぶりに心地よい目覚めた。先日換えたばかりの春夏仕様の薄緑のカーテンから日差しが透けて、部屋全体柔らかく照らしてる。外はすっかり晴れてきたようだ。
ソファで得タネを眺めながら、朝食終わった頃、外の陽気が一層強くなり、洗濯と部屋掃除のモードになってきた。
暖かい春の晴れ日和だ。

ベランダで洗濯物干す、日差しを浴び、心までほかほか。
昨日一日の雨で下公園の桜もすっかり落ち、瑞々しい緑の葉が出てきた、
ほかの樹木も何時の間に新芽がいっぱい。

今年東京のさくらを何枚撮ったが、壁に飾れるショットがあまりなく、平凡に終わったような気がする。近所にいっぱい咲いてるどこあるが、毎年同じどこ行くのが嫌で、また同じもの出来上がるのも嫌だ。
機会あれば、毎年違う風景を目にしたいなと思ったりして。

国内の友人と将来のことを話したら、鋭い質問をされた、
10年前日本に来たコトを今後悔してるかっとズッパリと聞かれた、
僕は答えは半分半分とやや強がりの空調。
実は自分にも向うの時代の波に乗れなかった事を何回も問いかけていた、

後悔の念がないが、これからのことに対しては多少迷いがあるのが確かだ。
後悔しない理由は、我性格が付きもので、どこにいっても自分なりの結果になるだろうと思う。
迷いに対しては、これまで経験したコトを自分の厚みになっると思うが、将来によい影響を与え、さらに活かせるチャンスに対する期待だと思う。


アンドレア・ボチェッリの曲が静かに流れていて、
部屋全体が滑らかな空気に包まれて、穏やかな気分。


2010年4月12日月曜日

L'appuntamento



BS日テレチャンネルに小さな村物語という旅番組があります。
毎週月曜夜、小一時間ほど、
古き良きイタリアの小さな村で、その心豊に生きる人たちの素朴な物語。
そのままの日常を、ありのままに描いてます。
どう美しく暮らす、どう美しく生きるかを考えさせられます。

この番組に注目し始めた切っ掛けは番組テーマ曲L'appuntamentoでした、
その美しいメーロティに惹かれて、今は番組のファンになってます。
調べたら、かなりの名曲で、Ornella Vanoniというイタリア歌手の代表作、
早速iTunesで購入しましたが、バージョンがテレビのとちょっと違い、ややがっかり。
ネットで探したら、やっと見つかったけど、残念ながら、iTunesにはないバージョンみたい。
週末また図書館へ探しに行こうと思います。



2010年4月11日日曜日

中国マネー


中国友人が旅行にきた。
四日間僕が案内役担当、付ききりで東京中回わていた。
久しぶりの体力運動で体に吃驚したが、もっと吃驚したのが中国人の多さ。
どこに行っても中国語を聞こえるし、どこに行っても必ず中国人観光客がいると言っても過言ではない。

中国人観光客世の中に溢れてるって、ニュースでよく報道されるけど、
生活ルードが会社と家だけで、都内観光地の状況にあまり実感がなくて、
今回中国人多さを肌で感じ、本当にびっくりした!!!
展望台も、ディスニランドも前後並んでる人が中国人グルプ、買い物したら香港や大陸の客ばかり、店員さんまで中国語で対応してくれた……

十年前、東京に来た頃の状況と随分違うだな、
それに、今の中国人は本当にお金持ちになったなあとしみじみ感じた。


2010年4月10日土曜日

近所


近所に綺麗な桜並木が二カ所があって、
ひとつは北区社保病院前通り、300メートルほどの並木がトンネルになってる、
暖かい風を吹くと、花びらが満天飛舞、最高に美しくて、
こんな光景を見にしたら、どんな疲れても、嫌なことがあっても、たちまちに癒されるだろう。


もう一カ所は少し離れた西ヵ丘台地あたり、
同じ古い樹木だが、植方が特徴があって、普通の並木のように綺麗に一列に並べるじゃなく、
わざと前後ズラして、まっすぐの路地に少しの動きを付けて、情調あり。
この季節はになると、桜の色を溢れていて、気品よく、なんだか芸術の雰囲気が漂う。

2010年4月9日金曜日

晴れの日再び

武道館前の堀

千鳥か淵

花吹雪

先日東京観光に来た友人を花見の名所千鳥か淵に連れて行った、
雨天じゃかったのが幸いだが、その日全日曇りだった。
さくら並木に感動したけど、光がなかったせいで、桜の美しいさを堪能できなかった、
それがちょっと残念に思った。
帰り際に、友人と約束した、後日晴れに、光した桜の様子を撮ってみせるって。

友人帰った二日後、東京が今シーズン一番の晴れを迎えた。
その日早朝はやく出て、写真いっぱい撮ってきた。
早速整理して、待ちわびた友人に送った。


2010年4月7日水曜日

隠れ里 竹亭



親友が東京に遊びにきた。
初めて日本を訪ねるということで、粋の物紹介しようと思って、
東京郊外の隠れ里 竹亭に連れていた。

店は知る人ぞ知るの隠れ屋。
高尾山のふもとに広い敷地を買い取り、
庭園、個室と宴会場を点在する贅沢な作りで、
自然景色と料理を味わい、とっておきのプライベード時間を過ごす。

運がいい事に、その日がちょうど小雨で、和風個室の三面ガラスばりを通し、
庭の緑がしっとり潤われ、遠く山と満開のさくらを借景に、風雅の一時を堪能した。
コース料理の各品がカミさんから部屋まで運んでくれて、素材などの説明を丁寧に教えてくれた。

窓の外長閑な風景とおいしい料理に酔いしれて、時のたつもの忘れて、
気がつけばもう3時間立った、こんなゆったりの過ごし方自分にも驚き。
なりより友人が大満足だった。



2010年4月3日土曜日

古びる

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古びたアパートからみた満開の桜

北赤羽の南側に広い台地が広がて、その上に30年前建てられた団地があり、通称赤羽台団地。
年月ある物なんで、建物の外壁が補修跡の上に補修を重ねて、見た目もうぼろぼろ。住民も年寄り中心になったらしい、街全体が活気が感じず、静かに時を送っている感じ。

当時モダンな団地住宅が時代遅れものになったが、緑地に植えた樹木が今日もう立派になり、ほかで見られない大木があちこち点在してる。
そのなかとくに多いのが桜だ、樹木の手入れが多少足りなかったが、あえて自然さを取り得にしたら、なかなかいい感じだ。

人間の作り物が年月たつと古びるが、自然の樹木が逆に歳月につれ生命力を感じられると思ってる。


2010年4月2日金曜日

近所のオジさん




いい天気、カメラ持って近所でぶらぶらしながら写真を撮っていた、
公園で桜を接写した時知らないオジさんに声掛けられた、
「あんた、プロの写真家?それともシロト?趣味で撮っての?」
趣味ですって答えたら、
「えー、いいね、いまの季節は、綺麗でしょう!」
そこからオジさんの話箱が開かれたみたい(笑)
話題が満開のさくらから、近くの植物園になって、そして北赤羽近辺歴史の話題に、
「昔この辺りは全部軍営だよ、空襲の時、凄い爆弾されちゃって、俺は地下20メートルの空壕に逃げたよ、凄い音で、俺原子爆弾だと思ったよ」
話は結構盛り上がってて、最後日本の政治問題まで、興味津々で喋ってた。

途中からオジさんの話しをがしばらく辞めないなと気付き、写真撮るのを止めて、聞き手になった。その時気がついた、目の前のオジさんは徒者じゃなさそうだ。
七十前後の歳で、しらちゃけた無精髭が気品がよく、堂々とした雰囲気。
服装が結構お洒落に気を使ってて、ブラウンのジャケットが軽く前開き、頭にこけ茶帽子を冠り、首元に落ち着いたレット系のチェック柄マフラーを軽く巻き、下はゆったりのベージュ系ズボンを履き、全体健康そうイメージです。

喋り疲れたのか、オジさんの喋りを停まって、去っていた。

北赤羽は三四年住んでたけど、昔この辺り全部兵営なんで想像もしなかった。
意外の出会いで、いい勉強になったと思いながら、写真を続けた。

結局その日風邪がつよくて、いい写真に恵まれなかった。