2010年3月29日月曜日

暴走都市→上海

再放送でNHKのドキュメンタリー暴走都市上海篇を見終わって、気持ちが重くなってきた。
変容を続ける都市・上海、大規模な街の再開発が相次いでいる。
翻弄される人もいれば、未来に夢を託す人もいる。

庶民代表のアマチュア写真家。その身に変化の波が押し寄せて、長く住んでいたアパートが区画整理で取り壊されることが決まり、引っ越しを余儀なくされたのだ。不動産の高騰が続く上海で右往左往しながら新しい住居を探しつづけた。

もう一人はある有名大学教授。行政功績の追求し、新・奇・特な物しか好まない政府高官のため、市民生活と遠く離ればなれとした非現実的な公共工事を提案しようとしてる。

カメラは静かに二人の物語を追い、現れた二つ矛盾な世界、その皮肉さをしみじみと感じた。
政府は本当に市民生活の質を向上するため働いてるか?
派手な公共施設をたくさん建設されたが、それは庶民現時点で一番必要なものだろうか?
いろいろ考えされられます。


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