京都道明寺桜餅
彼岸花なら意味分かるけど、お彼岸は初耳です。
俗に、この日に日本人は餅ものを供物としてご先祖にさし、感謝の意を表します。
この話はこの二三日、テレビなり、雑誌なり、なんだかの形で目にし、ついに今日お彼岸の供え物の売り込みダイレクトメールが入ってきました。迷惑ほど感じないものの、日本人の季節ことに楽しんでる様子に、なんか羨ましいと思います。
この前、正月故郷に帰った際、友人らによく聞かれたのが、
今の時代は季節祝いなんかつまらないよ、
旧正月なんか普段の日曜とあまりかわらなくて、子供頃のほうが遥かに楽しいかったよね。
今の子供だちは雑節さえ知らない子もたくさんいるって。
みんな揃って同じ愚痴を言う。
けして、そうなのでしょうか。
向うでは、昔と比べて、確かに生活が裕福になっていますが、
金銭第一の世の中、伝統や、倫理道徳などを第二、第三に後回しにされしまって、
物欲ばかり追求する割に「ココロ」の貧しさが際立て来たような気がします。
だから、季節を楽しむ余裕が無くなったじゃないかと思います。
「ココロ」の豊かさがない限り、まだまだ「豊かな生活」なんで言えないと、今しみじみと感じています。
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